お屋敷ブログ

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恋の悲劇(8)

恋の悲劇6

 


 美里の願いとは一体――。
 明澄は耳を澄ませた。
 が。
「願っときました」
 くるりと振り返る美里。どうやら願いは心の中で願ったらしい。
「明澄さんも願わないんですか?」
「俺は、いつでもこの部屋に入れるので」
「そうですか」
 美里が言うと、ひろしが割り込んできた。
「はいっ。では制限時間の三十分となりましたので、次はワタクシの番で~す!」
 いちいちうぜぇと思いつつ、俺達は部屋をあとにした。

「で、ひろし。お前の案内する場所はどこだ?」
「えっとー。別にどこでもいいんですけどー」
「どこでもいいってなんだよ?」
「うーん」
「ひろしおまえ…」
 何も考えてなかったのか……?
「じゃあ、水泳」
 と佐藤が言って美里が即否定した。
「私、森ガールなんで、水着は無理です」
「そんな…っ。せっかく良いプールがあるのに…」
「美里さんはセキララな屋敷のレポートを書きたいんだぞ。ちゃんと考えろよ。バカ」
 俺がひろしをこっそり小突く。ひろしはじろっとこちらをにらんできた。そして冷やかな声で、
「明澄様…もう消えていいですよー」
「…は?」
「だってー。明澄様ってー正直いる意味あるのかって言うかー生きる意味すら危ういですよねー」
「……」
 なんだって…?
 俺が呆然としていると、ひろしは続けた。
「なんだかちょっとー、ちょびっと胴長なだけでぇーそんなに偉そうに私に指図できるんですかぁ?」
「胴長だとぉっ!」
 俺は佐藤の首に容易していた縄をかけた。
 氏ねぇ!
「ぐほはへぇっ」
「てめぇっ。何度俺をバカにすれば気が済むんだよッ。俺はなぁ……、俺はお前の次の主人になる人だぞッ」
「ぐ…っ。明澄様こそ、私に、嫉妬しないで下さいッ」
「んだと!」
「いくら私が有り得ないほどの美形だからって…毎日いじめられたらたまったもんじゃありませんよ!」
「俺がいついじめたんだよ!」
 ついついひろしの首をさらに絞めてしまう。なぜだが怒りが収まらない。
「今いじめてるじゃないですかぁぁ」
「うおりゃああああっ」
 俺は渾身の力で佐藤の首を絞めた。

(素敵……。もっともっと執事と主人。戦うべきよ。そして、最後はうふふ
 美里はニヤリと笑った。
 手元にはマンガが……。



 美里の願い↓
「二人がご主人様×執事を再現してくれますように」
 注 ご主人様×執事とは繭美が愛読しているBLマンガであり、内容としましてはご主人にしか懐かない執事が、時期当主である主人公にいじめられ、やがて禁断LOVE!?よくわからない今考えた!!!!!



 明澄&佐藤ピンチ―!?
 つづく
 


   

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