お屋敷ブログ

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*Edit
   

執事で迷子(17)

執事で迷子8

 

「とにかく車に乗りましょう」
「う、うん……」
 しかし二人をさらなる悲劇が襲う。
 カッと空が光ったと思ったらあっという間。
 灰色の雲がもくもくと空を覆い、辺りは薄暗くなり、ザァザァとスコールが降りだした!
 二人が呆然としていると、もうザァザァどころではなく……。

 ザザザザアアアアアアアアアアア――――――ッ!!!!

「し、執事ぃ」
 羽純は泥の地面に仁王立ちして、必死で踏ん張っていた。少しでも力を抜くとひっくり返って流されてしまう。
「く、車がぁぁぁぁーっ!」
 佐藤が雄叫びをあげた。
 二人の目の前には川ができていた。無惨にも車は川に流されていく……。
「車ーっ」
 佐藤は川に飛び込み、決死の泳ぎで車にしがみ付く。しかしどんどん流されて行き……。
「執事ーっ!」
「ぼっちゃあああああああああああああん!」
 佐藤と車は流されてしまった。

 もうこの状況なんなんだ――っ!?
 と、羽純は思った。



 頼りにならない保護者、佐藤ともはなればなれ!
 つづく
 


   

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