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お屋敷ブログ

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トリノお屋敷

トリノ(鳥の)お屋敷へ…4

 
「大丈夫ですか?」
 とジルベルトは佐藤のひたいに濡らしたタオルをのせた。

 佐藤はその冷たさで覚醒した。 
「……」
 しかしまだボーっとしている。体が思うように動かない。ソファーがちょっと固いなぁと佐藤は思った。
 ここは屋敷の一室。ジルベルトは佐藤をここで寝かせて介抱していたのだ。
 佐藤は目の前にいるジルベルトを見て、困ってしまった。なんて声をかけられているのかわからなかったからだ。
 先ほど案内してくれていた人だとはわかるのだが……。
「お腹…すいた」
 と言ってみても、言葉が通じない。
 佐藤はお腹をさすってみる。

「そうか。言葉……」
 とジルベルトも気がついた。
(この人簡単な英語も喋れないのか…。お嬢様の方はペラペラだったのに)
 しかし、佐藤は言葉の壁など乗り越えられる人種だった!

 くねくねと手を動かし、おにぎりの形やお団子の形を作ってみる。
 だめだ。ジルベルトはますます眉間にしわを寄せてしまった。
 とりあえず何か食べたい。そうだ。食べる…はたしか。私は食べたいだから!
「イート、ミー!」
「……っ」
 佐藤の意味不明な言葉にジルベルトは噴き出した。
「? 面白いですか?」
 と、佐藤はキョトンとした。

 ジルベルトはニッコリ笑い、部屋を出ていき、スープとパンと生ハムとクッキーをトレーにのせて持って来た。
「わー。おいしそー」
 佐藤の英語は通じだのだ!(注 間違ってます)
「ありがとう。えーっと、」
「マイネームイズ、ジル」
「そうそう。ジルさん」
 大きめのクッキーをもぐもぐと口に運ぶ佐藤に、ジルベルトはこう言った。
「あほや……」

 もちろん佐藤は聞き取れませんでした☆



 一方、お嬢様&佐原は…
 つづく





   

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