お屋敷ブログ

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*Edit
   

婚約者は誰?(15)

婚約者は誰?7

 
「次のお方。エントリーナンバー三番 沢巻さん 高校一年生 ○○水産次期社長で~す」
 佐原が読み上げ、ドアが開いた。
 入ってきたその人物は、とても整った顔だった。
 しかも整った「悪くない顔立ち」ではなく、プラス魅力があった。
 身長はそれほど高くないが、ほっそりとしてスタイルが良い。黒い学生服姿。
「あの……。お邪魔します」
 声がまるで女の子みたいだ。
「初めまして」
 と繭美も会釈した。
 すぐさま佐藤が現れた。
「初めまして。繭美さんの執事、佐藤です」
 佐藤は女装ではなく、いつもの燕尾服姿だった。
「……っ」
 沢巻は佐藤を見て、目がハートになっている。
「素敵…」
 とうっとりしだした。
「あのー」
 と繭美。
「執事さん、僕と……あの」
 微笑む佐藤の姿に、沢巻は我を失ってしまった!

「僕と付き合って下さーい!」

 佐藤の体に抱きつく沢巻。

「……それは無理ですよ」
「どうしてっ? 僕じゃ無理ですか?」
 と沢巻がきく。佐藤にフラれて泣きそうになっている。
「まあ知り合いの一人なら別にいいですけど」
 と、冷たい佐藤。
「佐藤は男よ? オトコ同士…」
 と繭美がつっこむも、
 沢巻は信じられぬことを言った。
「僕、女です」

 学生服(男用)
 自分のことを僕
「…………」
 
 僕っ娘!?

「沢巻さんはどうして女の子なのにお見合いに?」
 と佐藤がきく。
「うーん、芽依見さんって方に男と間違われてエントリーされてしまいました」
 沢巻は恥ずかしそうに言った。
「……」←もはやつっこむことすらめんどい繭美の心

 ママ、見境なさすぎじゃない……?

 その後、沢巻は佐藤のサインをもらって普通に帰っていった。

「では!エントリーナンバー四番!」
 佐原が連れてきた人物は、三番よりさらに驚きの人物だった。


 つづく



   

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